東京都が小平霊園に開設した樹木の下に共同で埋葬する「樹林墓地」に希望者が大挙して押し寄せ、注目を集めています。
7月からの募集枠300人に対し、2500件の応募があり、急遽枠を400人に拡大しました。

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先日、新宿駅より大型バスで高崎にある樹木墓をの見学をさせていただきました。
6組12名の方が参加、山梨県、さいたま、藤沢などからの方がいらっしゃいました。

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高崎観音が見える山の斜面を利用して区画があり、「自然の形を変えない」という管理者の考えで、区画ごとには
木の杭があるだけでした。
ひとり用、ふたり用のほか、半径91センチの円形の区画の3タイプで、粉骨したご遺骨を低温で焼いたつぼに入れ、埋葬するそうです。
それぞれの区画には低木を植えられるので、里山の再生につながる、という考えでした。

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白く丸いプレートは自由に作る 埋葬されている方の目印です

近くには「そば喰い」という手打ち蕎麦屋さんがあり、案内していただきました。
カリカリに上がったてんぷらがおいしかったです。

これからもいろいろな樹木墓が考えられると思います。

条件や方法はさまざまですので、実際に足を運び、ご自身の目で確認されることが一番です。