11月27日に日比谷の東京會舘のローズルームで、作家の山崎豊子さんのお別れ会が行われ
読者として献花をさせていただきました
なにかの記事で、バラがお好きだと読んだ記憶がありましたが
献花は白いカーネーションでした
祭壇は白の洋花にピンクの胡蝶蘭
優しい雰囲気の祭壇でした
祭壇があるお部屋の前室に
ガラスのケースに入った ご愛用のペンと赤いふちのめがねが飾られ
さっきまでお使いだったぬくもりが感じられるような
気がしました
また、初期の作品の原稿やお身内に宛てたお手紙が展示してあり
個性的な文字が印象的でした
「運命の人」や「沈まぬ太陽」は
友人が「この本、読んでみて!」と渡されたことがきっかけで
どちらも徹夜をするように読み続けた本です
熱心な取材があったとしても、そのリアリティーは「素晴らしい」の一語に尽きます
もっと今の現状を描いて欲しかったと思います
心から山崎豊子さんのご冥福をお祈り申し上げます
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