昨日、有楽町のヒュマントラストシネマで、「エンディングノート」を観ました。
「段取り命」だった営業一筋のサラリーマン、砂田知昭氏が定年退職後、第二の人生に踏み出して間もなく癌の宣告を受け、「人生最後の一大プロジェクト」として生きる、6ヶ月間のドキュメント映画です。撮影・監督・編集は次女の麻美さん、製作・プロデューサーは是枝裕和さん。
この映画を勧められたのは、WEB上に「エンディングメッセージ」を残すサービスを始めた会社の方からでした。
日曜日の夕方ということもあったかもしれませんが、小さな劇場でしたが8割ぐらいのお客様で埋まり、中高年の方を中心に、20~30代の方もいらっしゃいました。皆さんの関心の高さを感じました。
エンディングノートと呼ばれるマニュアル作りで、自分の人生をきちんとデッサンしておこう、ということから始まります。
1 神父を訪ねる 仏教だったが次女の学校がキリスト系だったことと教会を式場として気に入り、生前に洗礼を受けることに。
2 気合を入れて孫と遊ぶ アメリカにいる長男の家族に会いにいくことができた。
3 自民党以外に投票してみる。 撮影をしている次女に「どこにいれるの?」と聞かれても 「言えません」
4 葬式をシュミレーションしてみる
5 最後の家族旅行に行く 奥様、長男家族、長女夫妻と次女の全員で。
6 式場の下見をする 教会に足を運び、いくつかある会場を見学
7 洗礼を受ける 臨終を迎える少し前に次女によって、急遽行われた
8 長男に引継ぎ PCにいれたデータは消えていたが、プリントアウトしていたもので、長男が家族が「今、そんなこと可愛そう・・・」と言われながらも責任感からある程度確認。本人は漏れていないか心配・・・「伝わるから大丈夫」と長男に言われる。
9 妻に(初めて)愛していると言う 最後に入院してから「みんなはずして」と奥様以外を病室の外にだして言う。奥様も感謝の言葉を・・・
10 エンディングノート
ここまで段取りしていて、PCに誰にしらせるかは入れていらしたようですが、実際にノートには書いてなかったようです。
ユーモアに溢れたご本人のお人柄、昔の八ミリを挟む手法、監督のセンスのよさであっと言う間の90分でした。
弊社にも、B5より一回り小さなノートに、段取り、祭壇の希望、返礼品、お知らせする方リスト(約230名)弔辞3名・・・と託してくださっているお客様もいらっしゃいます。それぞれの事情にあった方法があると思いますが、どなたにも「段取り」は大切です。託すご家族がいらっしゃらなければ尚更です。
ぜひ、心温まるこの映画をご覧になって、ご自分ならどうするか・・・漠然とでもお考えになるのはいかがでしょうか。
ヒューマントラストシネマ有楽町は18日までは3回、19~20日は劇場へお問い合わせください。まだ間に合います。
有楽町イトシア4F 03-6259-8608

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