10ヶ月、125.5時間の座学と実習を終え、7月15日に東大の安田講堂にて600名が
市民後見人課程の修了証を授与されました。

市民後見人、東大で600名誕生 市民後見人、東大で600名誕生

安田講堂は1922年(大正10年)に安田財閥からの寄付で作られたレンガ作り
1968年(昭和43年)の東大闘争の時に大変傷み、1994年(平成6年)に改修工事が行われ、
東京都の登録文化財第1号にもなっているそうです。

地下は中央食堂で、3・4階が講堂になっており、
3階(728席)に受講生が座り、4階(416席)にご家族が座りました。
合計1144席あります。
天井には時代を感じるシャンデリア、3,4階の廊下や床はモダンなデザインが目をひきました。

市民後見人、東大で600名誕生 市民後見人、東大で600名誕生

途中で平均年齢62歳、というポンポンを手に持ったグループがにぎやかに演技をしてくださいました。
リーダーの方は老齢学を学んだ82歳の方でした。
みなさん大爆笑でしたが、この年齢で踊れるなんて、素敵です。

市民後見人、東大で600名誕生

暑い日も寒い日も、熱が出ても帯状疱疹になっても通い、新潟、茨城など遠方の方もいらっしゃいました。

樹齢数百年という樹木がたくさんあり、眠れる銅像もあり、古い建物もモダンな最近できたホールもあり
大変環境に恵まれたところでした。
朝はワンちゃんを散歩されるご近所の方も多く、誰でも受け入れてくれる開かれた東大でした。

今後のサポートをしてくださる体制も9月からスタートするので、
私たちは安心して、これから地域に根ざして、相談窓口になれたら・・・と考えております。

宮内先生をはじめ、諸先生方スタッフの皆様、ありがとうございました。